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がんサロンとりで




   
2018年4月勉強会の報告
最終更新日:平成30年5月4日 訪問者数:77名


2018年4月26日 がんサロン勉強会

 本日のテーマは「がんと家族」でした。

 勉強会開催の予定日に「サロン参加」を求めておいでくださる方がおられます。お出でくださった方のお気持ちを考えたとき、勉強会を優先させるのではなくお話を聞かせていただく「サロン」に切り替えています。この日も70代の男性Kさんが見えました。初めの60分を「サロンとしていつもの様に「約束ごと」を読み上げ、自己紹介と近況報告をさせていただきました。

「サロン」の様子
・何時も参加しているスタッフも、病歴や経過を含めて丁寧に自己紹介と近況報告がなされました。
・Kさんのお話しは、この2月に、すい臓がんと診断されて約1年で亡くなられた奥様の事でした。
 
 約1年間の奥様の病状の変化、それに伴う入退院の繰り返し、治療方法の選択、予後の医師の説明等お話しくださいました。がんと診断される以前の奥様の生き方や人生観、家族の絆などを思い出されながら、時には懐かしそうに、時にはやりきれない表情をされながらお話してくださいました。
 テレビ番組で片づけを放送しているのを見て、「思い出の処分」ついて考えさせられるとの事。もっとほかの病院で治療を考えても良かったのかと悩むことも。
 日常の変化の中で、「独りの生活の寂しさ」を感じておられるようでした。そんな中、これからの生活をどう立て直していくか考えなければならないのは解っているがこころが追い付いて行かれない様子でした。

この日の「勉強会のテーマ」が「がんと家族」なので、Kさんの思いを戴きながら、家族ががんになったときの事に話題をつなげていきました。
・家族ががんになった時の3つのヒントについて考えました。
1.患者本人の気持ちや希望を理解する。
2.情報とうまく付き合う。
3.家族が自分自身も大切にする。
 学んできたことを最確認したり、そこが難しいのよねと共感したりの時間でした。

困ったことがあった時は「がん相談支援センター」に相談してみること。窓口は「がん診療連携拠点病院」にあります。その病院の患者でなくても相談可能です。

勉強会を終えて、「家族であるという事で、求められてもとても応えることの出来ないだろう家族関係もあって、患者本人のこれまでの生き方や家族との関係が大切であること」がそっとつぶやかれた。



  

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